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日常生活の貧血 脳貧血

脳貧血とは、“貧血”という言葉が入っていますが、一般的に認識されている貧血とは別ものです。脳貧血は、長時間立っている、または急に立ち上がることによって、めまい、顔面蒼白、冷や汗、手足が冷たくなる、寒気がする、脈が遅くなる、または弱くなるといった症状があります。また、意識を失って倒れてしまう場合もあります。頭を打つと、大変危険ですので、気を付けなくてはいけません。

脳貧血は、血液が重力によって下に集まり、脳に血液がうまく循環しないために、脳が酸素不足になってしまうことが原因です。したがって、赤血球やヘモグロビンとは、何の関係もないため、血液検査を行っても、貧血の異常はみられません。脳貧血は、一時的なもののため、貧血と異なり、治療の必要はありません。脳貧血は、子供に多くみられます。重力によって下がった血液は、静脈のまわりの筋肉によって押し上げられます。成長期の段階にいる子供は、筋肉の発育不足により、下がった血液を押し上げる力が足りません。そのため、長時間立ち続けることで、意識を失ってしまうといった症状がみられます。大人にも脳貧血はみられますが、大人は、気分が悪くなるなどといった症状がみられるだけで、倒れてしまうことは、滅多にありません。

また、献血などを行った後にも、脳貧血はみられます。たくさんの血液を、一度に抜いてしまうために起こります。献血などをした後は、急に立ち上がったりせず、気分が悪くなった場合は、しっかりと休憩を取りましょう。また、体調が優れないとき、寝不足、運動直後に献血を行うと、脳貧血になる可能性が高まりますので、献血は避けましょう。

脳貧血の症状が出た場合は、すぐに横になり、仰向けに寝て、深呼吸をしましょう。脳貧血で倒れてしまった場合は、足を高くして横にさせます。吐きそうな場合は、顔を横に向け、気道を確保しておきましょう。倒れた場合でも、10分もすれば落ち着きますが、回復までに時間がかかるようであれば、病院で診察を受けた方が良いです。


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